インフルエンザはいつごろ注意するべきなのでしょうか。外の気温が下がってきた時にニュースで取り上げられたら予防を始めようかな…と思っていませんか?実はインフルエンザは冬だけではなかったのです!

寒空の下インフルエンザにかかった男性

健康保険が適用されるタミフルと予防法の最善策

インフルエンザの予防法の最善策は、流行シーズン前の2回の予防接種とタミフルなどの抗インフルエンザ治療薬による予防治療の併用です。
タミフルは、セルタミビルリン酸塩を主な含有成分とするノイラミニダーゼ阻害薬であり、ノイラミニダーゼの働きを阻害する事で宿主細胞内の増殖したウイルスの宿主細胞からの遊離を邪魔し、ウイルスの増殖及び感染の拡大を抑制する効果があります。しかし、タミフルには、インフルエンザウイルスを直接死滅させる効果が無い為に、発症後48時間以内に服用を開始する必要があります。その為、タミフルを予防薬として服用する際にも、感染者との接触や感染が疑われる時点から48時間以内に服用を開始する必要があり、1日1回の服用をインフルエンザウイルスの寿命と同様の7日間~10日間継続する事で感染確率が1.3%程度まで予防する効果があるとされています。タミフルは、抗インフルエンザ治療薬として承認されているので治療薬として服用する際には健康保険の適用を受ける事が出来ますが、予防薬として服用する際には健康保険の適用外となります。又、タミフルは、高い予防効果が期待出来ますが、予防接種とは全く事なる予防法なので流行シーズン前に摂取しておくべきです。
予防接種は、世界保健機関が流行の予想されるウイルス株を推奨し、世界保健機関の推奨ウイルス株を参考にインフルエンザワクチン株選定のための検討会議によって日本独自のワクチン株が5月頃に選定されています。予防接種は、流行シーズン前に摂取する事で、前もって体内に抗体を形成し感染し難くする効果と感染した場合にも重症化を抑制する効果があります。故に、タミフルによる予防治療と予防接種の併用は、予防法としては最善策とも言えます。加えて、バランスのとれた食事や禁煙など規則正しい生活にマスクの着用や手洗い、うがいなどを慣行すれば、更に予防法としては完全なものになります。

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